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八戸市新美術館建設工事
設計者選定プロポーザル案
「屋根のない博物館」
の巨大な庇
青森県八戸市/美術館
構造:RC造
「屋根のない博物館」の巨大な庇―八戸の未来への文化拠点としての美術館―
新美術館の独自の展示空間に加え、周辺文化施設の機能を引き受け発信していくためには、内部空間だけでなく、都市に開かれた外部空間を積極的に活用していくことが重要と考え、多様なイベントが可能な地形的ポテンシャルの高い建築を構想した。広場に向かって開かれた大階段は、休憩、鑑賞、展示、演技など、活き活きとした文化活動の場を提供し、その上部にかかる巨大なキャンチレバーの展示空間はこの大階段に日陰とさまざまな舞台設備を提供する。このキャンチレバーは「屋根のない博物館」八戸に差し掛けられた「巨大な庇」である。
八戸城に負けない八戸の新たな「名物」となりうるシンボリックな形態や空間的ダイナミズム、美術に興味のない市民でも訪れたくなる変化に富んだ回遊性と開放性を有する新美術館を、私たちは1つの山岳都市のようなものと考える。新美術館は、アクロポリスや山寺とその参道のように、「ワイガヤ」から「シーン」へ、内部から外部へ歩き回ることで体験できる未来に向かう美術館である。
三八城公園、三八城神社、八戸市公会堂、八戸市庁舎、南部会館と新美術館予定地は線状に連続して位置する。この沼館三日町線に交わるように位置するひとつながりの施設群を八戸の新たな文化・公共軸ととらえる。この軸の1つの起点は三八城公園であり、もうひとつの起点が新美術館となる。八戸城が八戸の歴史からの文化拠点であるならば、私たちは、新美術館を八戸の未来への文化拠点と位置づけ、八戸城に相対する未来への文化拠点としてふさわしい「場」―強いシンボリズムと開かれた回遊性―を有する未来へとつながる新美術館として提案したい。これにより、この地は歴史から未来へとつながっていく1つの文化軸として位置づけられる。
上空から門前広場と新美術館を見る
ロータリーから新美術館を見る
門前広場からエントランスへのアプローチ(夜景)
大階段1を利用したコンサート風景。門前広場が客席となる
大階段1を利用した映画上映会。天井にはバトン・照明・スピーカーな等が設置されている
子ども食堂としても利用されるワークショップカフェ。門前広場と連動して運用される
多目的スペースから大階段を見る
2Fレストランより展示スペース越しに大階段、及びエントランスホールを見る
大階段2と中庭。小規模なコンサートやパフォーマンスが可能な場となっている
平面プラン(左)、アイソメ図(右)
断面図
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有限会社岩田章吾建築設計事務所/ SHOGO IWATA ARCHITECTS
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